広州交易会

第124回 中国広州交易会(広東フェア)

ローカルからグローバルへ

メーカーから顧客へ直送できる時代が到来

中国の広州交易会へ行ってみよう。

2018/11/17  LEE  

今回、香港のビジネスパトナーは70年歴史を持っている「南北行公行」の関係で、中国の広州交易会にブースを出すことになり、日本の商材ないかと依頼を受け、今後日本酒の販売可能性について探るために、中国の最大のイベント「広交会」(グァンジャウフェイ)に足を運び、「今の中国」を勉強しに行ってきました。
 
今回のスケージュールは3泊4日で、10月31日(水)香港に到着してからすぐに東莞(トンカン)、11月1日(火)展示会、2日(水)広州の化粧品会社、3日(木)帰国の予定です。
 
今回予約した空港会社はHK EXPRESSで、飛行機代は3万円以内で収まり、最初2日の日の宿泊は東莞の友人の家に。
2日(水)は夕方6時ごろ香港に到着してからAgodaで調べ、やや不便ですが、最安と3つ星と窓がある条件で、空港から近いRambler Oasis Hotelに滞在、費用は、タクシーで移動と合わせて約6千円(税込)でした。
 
天気は2日間晴れ、金曜日の広州はにわか雨、土曜日香港は晴れ、11月の気温、大阪は22℃/10℃、香港と広州は大抵28℃/20℃で、昼は半袖、雨の日は長袖のジャンパーを着用。

香港の国際空港に到着し、税関から出て、地下鉄側の第2ターミナルへ移動し、ゲートA1でミニバン(ヴェルファア)で中国の東莞に移動、乗車費用は150HKDです。(約2,200円)

香港の「文錦道」を通関の様子、身分証明書やパスポートなどを先にドライバーに渡し、通関の時にドライバーさんが検査官に渡し、お名前を呼ばれると返事をするという方法で確認されます。
 

11月1日 東莞から広州の展示会へ

人生初めての広州交易会なので、移動する方法をアプリで調べてみました。

移動イメージが分かったので、一番早くなおかつ安い方法で移動したいということで、調べた結果、中国高速鉄道(中国の新幹線)で「広州東駅」まで、それから地下鉄に乗り換えて展示会へ。
 

Two Point:
1) 地理情報を得るためにケータイアプリの「高徳地図」をインストールおすすめ。
2)検索について、Google使えないので、baiduを検索エンジンとして利用する必要です。また、マイクロソフトのBingサイトを利用もいいと思います。

移動のイメージ
 

左:東莞駅   右:広州東
 
かかる時間:
1)宿泊先から「東莞駅」→「広州東駅」で高鉄(新幹線)約35分
2)広州東より地下鉄に乗り換え、「広州」→「電車」2回乗り換えてから会場までといった感じです。(約30分)
 

東莞駅

 
 
高鉄のチケット販売機・「現金対応」の機械は少ないので、現金対応のチケット販売機を探す必要があります!チケットを買う場合、パネル操作が必要です。詳細な手順を別の記事にいたします。
チケットは実名登録制度であり、手続きの最後に「パスポートをスキャンする」必要です。すべて端末で済ませるので、機械化が進んでいると感じます。
 

乗り方について

 
乗り場へ移動し、パスポートの場合、手動で確認して入る必要があります。
それから荷物をすべてX線検査装置でスキャン。
 
日本の新幹線の乗り方と違って、一段待合室に待って、5分前にプラットフォームに移動して電車に乗るシステムです。指定の電車は遅れるため、とりあえず電車に乗り、 チケットは次の電車の指定席なので、車掌さんに問い合わせしたところ、どこでもいいよと言われたので、空いている席に座りました。
 
 
チケットは実名登録制・1等席指定席でRMB 50.5 (825円)
 
 
 
「広州東駅」の出口、地下鉄は突き当たり右

会場までの電車賃はRMB4元(65円)安い!
地下鉄の広州東駅から1号線「体育西路」に乗り換え、
「客村」に8号線に乗り換え「新港東駅」に降りる
 
出口A
 
交易会への地図案内 

中国の広州交易会会場

会場の外の案内

中国広州貿易会のサイトにていろいろ申請したにも関わらず、写真の提出が必要のため、外国人バイヤーの通路から受付までにて青いフォームに同じ情報を記入し、名刺1枚と写真1枚を準備した上、数年有効のパスを発行されます。


 会場内の案内看板

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あまりにも広すぎで、びっくりです。まずAゾーン、写真の通り。
 
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先方の会社はBゾーンになります。歩きながら、今日は大変だと思い、
エネルギーの使い方を絞ってやらないと、疲れは出すので、見学の戦略を変更。
 
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輸入業者のブースにいて、空いた時間に酒類の業者はカナダ、マーレシア、インドネーシア、ポルトガルを見回ってきました。展示している酒類はウィスキーやフォッカーやワインや23%金箔入りのビールなどがありました。
ラリー社長から電話が入り、場所はC-12にあり、場所を探しながらいろいろなブースを見ました。
 
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やっと取引先のブースを見つかりました!

 

ある酒蔵様の日本酒を渡し、早速試飲
周りの方々からの評価は美味しいと。
写真左:LEE 右:代表のラリー
 
 
大変大きな会場で、世界中のバイヤーや輸出業者が多く見かけました。
 
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韓国の会社は結構多いです。
 
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いろいろなブースを見て、違和感を覚えるのを紹介したいと思います。
野菜ブースはかなり大きい!ど派手でお金をかかっていると感じました。
アワビのブースを見ると、やはり高級食材ですね。 一番違和感のブース、世界的有名なスポーツカーメーカー、なぜ健康関連グーズにマッサージマシンを売っているんだろう。私的な結論はお金持ちのお金の使い方が普通ではなく、すごい!と感じました。
 
会場の外見ると、建築中のマンションがまたまた多い!街の中では、建築中のショッピングセンターらしきの建物はまたまた多いし、広東も東莞の繁華街の道路の整備もしており、発展は進んでいる気がします。

広州では、街の中では日本の車は随分増えた気がします。特にトヨタの車、ランドクルーとレクサスもいつの間に増えたなと!なぜかと思うと、「トヨタの工場は広州にあるだから」と言われました。
今回広州フェアに足を運んだことの意味はすごくあると思いました。まず、日本の商品は大変人気があると体感しました。広州東駅のコンビニ7・11とファミマがあり、日本で販売されている商品とあまり変わらない、日本のおおいお茶、現地生産で10元前後で、香港製のレモンティより2元やすい!「おでん」まであるからなんともいえない気持ちです。
 

日本酒のマーケットについて

 
先方と確認したところ、チャンスはまたまたあると見ています。今回の広東フェアでは人脈作りのための投資はお金はかかっています。なにより、中国のルールを体で勉強でき、これからの取引は中国のルールにのかっていかないといけない。関税、流通、支払い条件納品など、クリアしないといけないことがまたまた課題が多いと思います。もちろんコストもですが、もう一つは日本酒の良さです。どうのように販路を広げるのとプロモーションするのかと思います。

  

海外のビジネスパートナーとの50年信頼関係

今回、広東フェアの話をさせて頂きました。日本酒を香港・中国・台湾などへ売りたい、でも、ノウハウがない、顧客もしらない。ご心配いりません。代表の父50年の信頼関係。だれでも負けません。
 
やってみたいなと思いましたら、ぜひ連絡してください。代表の植村と一緒に伺いたいと思います。
 
Tel:050-5876-2854
(打ち合わせ中は電話取れない場合があります。)
 
営業時間 10:00-17:00 
 
休日:土・日・休日・不定休あり(海外出張のため)
 
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よろしくお願いいたします!
 
LEE